沖縄の気になる「沖縄あるある」Part5
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沖縄の気になる「沖縄あるある」Part5 「沖縄あるある」もとうとうPart5となりました。ええ、まだあるんです。早速行ってみよう。
〇旧暦で祝い事を行う 沖縄では旧正月や旧盆を祝う。特に旧盆の3日間は、1日目がウンケー、2日目がナカヌヒー、3日目がウークイと呼ばれている。ウンケーは「お迎え」の発音が変化したもの(つまり先祖の霊を「お迎え」)、最終日のウークイは「お送り」の発音が変化したもの(先祖の霊を「お送り」)であり、ナカヌヒーは「中の日」という意味である。 沖縄ではウークイの日には海に入ってはいけないと信じられているため(あの世に帰っていく先祖の霊とともに持っていかれる)、この日に海に入るのは観光客だけである。
〇旧盆はエイサーで道ジュネー 太鼓を鳴らしながら踊る沖縄のエイサー。最近は県外でもご存じの方が多いと思うが、これはもともと先祖の霊の送迎が目的とのことで、お盆(旧盆)に村や町で踊られる。このエイサーを踊りながら村や町を回っていくことを「道ジュネー」という。 太鼓をたたきながら踊る勇壮なエイサー。沖縄では男子がエイサーの格好しているとイケメン度が上がると思われている。
〇獅子舞が盛ん 本土の獅子とは違い、その胴体は毛で覆われていて、より原初的な印象の獅子が舞う。秋の豊年祭や十五夜などで踊られることが多いが、悪霊払いや福を招くために踊る点では本土と同じである。各地域によってその由来や獅子型は異なっているため、それぞれの村や町で独自に継承している。太鼓やドラが鳴らされながら踊るため異国情緒もあり、とても見ごたえがある。
〇とにかく昆布をよく食べるが沖縄で昆布は一切とれない 沖縄では昆布をよく料理する。清明祭ではお墓に重箱を持って行ってお供えするが、その重箱にも必ず昆布が入っている。しかし、沖縄では一切昆布は取れず、そのほとんどは北海道から運ばれている。
〇お店で定食に一品付けようと味噌汁を頼むとえらいことになる 沖縄の味噌汁はどんぶりに入れて出される。とにかくデカい。定食もかなり量が多めであり、そこに一品付けようと味噌汁を頼んでしまったら全部食べることは不可能である。気を付けましょう。
〇沖縄限定アイスがたくさんある ちんすこうアイスや御菓子御殿紅いもタルトアイス、ブルーシールアイスのうべ味(紅山芋)、レモンケーキアイスバーなどは沖縄限定と言われても驚かないが、ほとんどの沖縄の人が沖縄限定とは知らないアイスとして、アンパンマンアイス、アメリカンクランチ、レモンケーキアイスバーなどがある。 さらには全国にあるエッセルスーパーカップの「沖縄限定版」アイスや、沖縄ファミマ限定のアイスもあったりする。 沖縄はアイス消費量が少ないとの統計も出ているが、アイスの種類はとても豊富である。
〇言葉を繰り返して度合いを示す 例えば「人がたくさんいる」ことを「人がいっぱいいっぱいして」、「とてもおいしく」食べたことを「おいしいおいしいして」食べたと言ったりする。
〇中学生や高校生は基本ジャージでうろつく 町中やスーパーなど、ジャージ姿で歩いている中学生や高校生が多い。男女問わずである。 北中城に大きなイオン(映画館やスーパーなどが入っている複合施設、イオンライカム)があるが、そこもジャージ姿でうろうろしている中高生をよく見る。単純に、気楽でいいからだと思われる。
〇下の名前を伸ばして呼ぶ 例えば、ゆきさんの場合は「ゆーきー」、みほさんは「みーほー」になる。友達同士、親戚同士は必ずこのような呼び方になる。 沖縄ではお笑い芸人や歌手の芸名も「さーねー」(本名さねともさん)や「もーりー」(もりつぐさん)、「かーなー」(かなえさん)になっていたりする。
〇「いーやーさーさー」と言うと「はーいーやー」と返ってくる これは沖縄の唄の囃子言葉である。沖縄の人なら誰もが身についてしまっている音なので条件反射的に出てしまう。 ちなみに昔、自分の実家の京都では、ある芸人がコンサートをしたとき、その芸人が客席に向かって「ブッダーンサラナーン」と言うと、客席から「ガッチャーミ」と返ってきたという話がある。これは仏教系の学校が多い京都ならではである。(これは仏教の三帰依文で「私はブッダに帰依します」という意味)。 沖縄でお笑いライブなどに行くと、前説の人が客席を盛り上げるためにこのようなコールアンドレスポンスをするが、前説の人が「お母さんのー」と言うと客席から「あじー」と返ってきたり(沖縄ローカルのコマーシャルで歌われている歌)、「釣りをするなら」と言うと「シーランド」と返ってきたりする(これも沖縄ローカルのコマーシャル)。これぞローカルネタである。
以上、沖縄あるあるPart 5でした。
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