
歌仔戯のワークショップ
|
歌仔戯のワークショップ 中国本土の京劇、あるいは昆劇などの伝統芸能から派生したものだと勝手に思っていたが、歌仔戯というのはどうやら台湾オリジナルの伝統芸能のようである。ここ宜蘭が発祥の地ということらしい。
戯劇館内の小さな舞台で、私たちを含み20人ほどのお客さんの前で歌仔戯の上演が始まった。演目は「月下訴情」、そして「傳東」というもので、どうやら恋物語らしい。演技をしているのはすべて女性だったが、1人が男性役、1人がその男性の姉の役、もう1人が恋の相手となる女性の役だ。演技や声の感じから、どうもこの男性役の方が歌仔戯を教えている先生で、あとの2人はその生徒っぽい。舞台横の画面にセリフが映し出されるが、台湾語のためはっきりとは分からない。後で分かるのだが、セリフはすべて七字調、つまり漢字七文字なのである。
独特のセリフ回しや歌、動きなど、素人目には京劇と区別がつかないが、京劇好きの自分としては、手の形、姿勢、発声など、かなり興味深く見ることができた。それぞれ10分から15分ぐらいだったと思うが、その上演が終わると、まさに今見た手や指の形の説明が始まった。
男性の姉役だった方がとても流暢な英語で、歌仔戯の先生の言葉を訳してくれる。女性の指の見せ方、男性の指の見せ方を教えてもらう。すると先生が、客席で見ていたお客さんを舞台に上げて、体全体の動きのワークショップが始まった。おそらく私たち2人以外は台湾人、または中国語が分かっているようなので中国本土からの人々ではないかと思われる。
当然、日本人の私たちにも「舞台上へどうぞ」とご指名がかかる。ヨメさんは頑なに断る。その場の空気が悪くなるんじゃないかというぐらい、何度誘われても頑なに断る。当然、わたくしめのほうに指名が来るよね。席立つよね。舞台上がるよね。言われたことをまねしてやるよね。そして、元からそういう伝統芸能の動きに興味があるから、わりとパッと覚えてそこそこキレイに動けるよね。
というわけで、他のお客さんの歓声やら拍手を浴びつつ、何やら歌仔戯の記念品をもらって客席へと戻った。
その後、お客さん全員が歌仔戯の衣装を着て記念撮影。皆さん同じアジア人なので違和感ないよね。似合うよね。
その後、描きかけていたうちわの絵も完成させて、お暇させてもらった。とても楽しく興味深い時間を過ごさせてもらった。
さて、どうしようか、晩御飯にはまだ早い。どこかカフェでも行ってみるか。 スマホでいろいろ見てみると、歩いて行けそうなところにオシャレそうなカフェがある。よし、行ってみよう。
次回、「宜蘭のカフェはオシャレで居心地も良く」に続く。
|
|