第2回ソロマイム公演「ちょっとしたプレッシャー」


「ちょっとしたプレッシャー」チラシ今回は第2回目のソロ公演ということで、「ちょっとしたプレッシャー」を感じながら作品を準備しました!
上演したのは短編7本。真面目もバカも取り揃えた、楽しい内容になりました!!

作・出演:上田雄士
日時:2005年10月8-9日
劇場:吉祥寺 櫂スタジオ
舞台監督:木川達也
照明:福沢秀明
音響:堀越竜太郎
宣伝美術:グラフマニア

上演作品:けむり、奇人変人、ストライク!、食いしん坊画伯、お仕事、月、右手

コラム 質問の多くなる喫茶店


チラシ製作をお願いするため、グラフマニアさんと四谷の喫茶店で落ち合った。

変な店だった。
壁にはあらゆる種類の掛け時計がかけてあり、ケーキの入ったショーケースの中には蝿が飛んでいる。店員はやたらと濃い顔だった。
するとこの店員、今から新宿に出ると言いだした。

新宿? 電車で?

店員は一人。他にお客さんもいない。
「いてもいいんですか?」と尋ねると、「大丈夫です。ガスも水道も止めてあるんで」と謎の安全宣言を残し、彼は去っていった。
主のいない店に、二人残された。

すると私と会う時はいつもタバコを切らしてしまうグラフマニアさんが、今回も切らして外に買いに出て行った。

一人になった。
いろんな質問がおそってきた。

あの店員は何しに新宿まで?
グラフマニアさんはなぜいつもタバコを切らす?
あのケーキは蝿のエサか?
入り口のドアを見ると、「中でお待ち下さい」と張り紙がしてある。果たしてこれは親切か?

不意に、掛け時計の一つが鐘を鳴らし始めた。やたらでかい。やけくそのよう。
あの店員に何かあった知らせか?

・・・こうして第2回ソロマイムのスタートは、切って落とされたのである。
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