沖縄は東南アジア


昔から行きたい行きたいと思っていた香港。イギリスから中国への返還の時期に行こうと画策していたものの見事に機会を逃し(はるか昔)、その後、旅行先の候補地として常に挙がりながら、いつも選に漏れていた香港。

しかし、今や沖縄に住んでいる身としては香港はとても身近な存在である。石垣島から直行便が出ているのである(2019年5月現在)。しかもたったの2時間で着く。沖縄がどれだけ東南アジアに近いかがよく分かる。

というわけで、時代が令和に変わる10連休に香港、マカオ、そして台湾の高雄まで回る旅を計画した。

まずは那覇から石垣島へと飛び、そこからLCCの香港エクスプレスに乗って香港へ。以前に那覇から台北へ飛んだ時もそう思ったが、今回の出国審査もなんだかとても簡単な感じで、とても海外に行くとは思えないほどのカジュアルさである。

LCCなので飛行機内の座席回りはとても狭く、各座席には小型のテレビもない。それでもすぐに着くからいいか、と思っていたのだが、すぐに着くすぐに着くと思っているとなかなか着かない。

ようやくウトウトし始めると、飛行機が降下を始めた。となりに座っているヨメさんは、飛行機が飛び立つ前からすでにぐっすり眠り、着陸の衝撃で目が覚めるという、いつもの快適な過ごし方を今回も見事に踏襲している。この図太さ、うらやましい限りである。

東南アジアに行くと、空港を出た瞬間にムワッと襲って来る暑さと湿気に衝撃を受けるが、今や沖縄に住んでいる身としては、香港のムワッと感は特に衝撃でもなんでもなかった。沖縄の空港を出たときに感じるムワッと感と変わらない。そうか、沖縄は東南アジアなのか、と今さらながら納得してしまった。

ここからはUberで、ホテルのある九龍地区まで行く。時間は約30分。
本当にUberは便利だ。自分たちがどこにいてもその場所に来てくれるし、アプリで配車できるので現地の言葉を理解する必要もない。そして往々にして、タクシーの運転手よりも愛想が良くてサービスも良かったりする。タクシーはもっと頑張らないと、やがてなくなる運命にあると思ってしまう。

30分でホテルに到着。映画でも有名な「重慶大厦」(チョンキンマンション)のすぐ近くにある、九龍・尖沙咀地区のネイザンロード沿いのホテルだ。高層ビルが立ち並ぶ百万ドルの夜景が見られるビクトリアハーバーもすぐ近くである。

まだお昼過ぎ。ランチを食べようと重慶大厦に歩いて向かった。。.