沖縄の気になるベスト1位とワースト1位
前回は沖縄の気になる統計について書いてみたが、今回は47都道府県で沖縄がワースト1位またはベスト1位となっているものを見てみよう。
まずは結婚関連。
〇残念ながら、離婚件数第1位。
2016年の統計では、夫婦100組あたりの離婚件数が1.28件でトップ。
2〜6位までが0.8台、7〜23位までが0.7台なのでダントツ1位である。
収入の低さが原因の1つとも言われているらしい。
〇そして、できちゃった結婚率、堂々の第1位。
2009年の統計では、沖縄は42.43%でトップ。以下、佐賀、福島、青森、熊本という、どちらかというと田舎?な県が続く。
沖縄では「ハイサイ新婚さん」という、番組の切り替わり時に放送される5分ほどのミニ番組がある。そこでは新婚さんの披露宴を紹介するのだが、毎週出てくる夫婦のほとんどがすでに子供がいる状態である。驚くほどの確率で毎週毎週子供がいるので、42%と言われると低い気がするぐらいである。
子供ができたから結婚する、という順番でいいとして結婚が認識されているのではないかとさえ思える。
〇50代60代男性未婚率、第1位。
1位ではないが、同世代の女性未婚率、30代、40代全体の未婚率も高い。しかしなぜか、20代の未婚率は他県と比べてかなり低い。
これだけを見ると、沖縄ではかなり若いときに結婚する人が多いが、その時期を逃すと結婚できない可能性が高いということになる。
上記の3つはひょっとすると、若い時に勢いでできちゃった結婚をするものの、子供が大きくなっても世帯収入が低いという貧困問題と結びついているのかもしれない。
〇貧困率、第1位。
この貧困率とは、各都道府県の最低生活費を算出し、収入が最低生活費を下回る世帯の割合のことである。2007年の統計で沖縄は29.3%でトップ、全国平均は14.4%とのことである。
〇やはり悲しいかな、学校給食滞納率、第1位。
2005年の統計で6.257%でトップ。2位の北海道が2.435%、以下は1%台なので、沖縄のダントツ具合が際立っている。
なんだか暗くなるので、ちょっと明るめの話題を。
そう、沖縄の人は沖縄のことが本当に好きである。
〇郷土愛、堂々の第1位。
これは、各都道府県の出身者に対して、ふるさとに愛着があるかどうか、自慢に思う要素などを聞いてポイント化したものであり、沖縄がトップ。
地元のことが好きというのは素晴らしい。
ただ興味深いのは、生活保護受給世帯や、年間完全失業率、学校給食滞納率などが高いと、このポイントも高くなるという関係性があるらしい(また少し暗い話題?)。また、戦後海外移住者数が多いと高くなる傾向があるという。沖縄は南米などにかなりの数の移住者がいて、何世代にもわたって沖縄の文化や芸術を継承していたり、強固なコミュニティを築いていたりするが、そういうのとも関係があるのかもしれない。
〇そこで戦後海外移住者数、ダントツの第1位。
1994年の統計で沖縄は7227人。2位の東京が6002人で、以下が4000人台であることを考えると、目立って多いことが分かる。
そして、郷土愛に通ずると思われるランキング。
〇25歳以上邦楽人口、第1位。
これは、この1年間に邦楽(民謡、日本古来の音楽を含む)の演奏などをした25歳以上の人数を比較したものである。2016年の統計では、100人あたり3.66人で沖縄がトップ、2位の宮城が3.26人、3位以下は3人未満である。
沖縄では沖縄民謡が盛んで、若い子も三線を習っていたりする。郷土芸能に親しみがあり、大事に継承しているのは素晴らしいことである。
さて、さらに明るい話題を。
〇プロ野球選手出身地として第1位!
2018年現在、沖縄出身のプロ野球選手は30人もいるという。2位は佐賀で13人、以下、和歌山、大分、福井と意外な県?が続く。
沖縄は野球が盛んであり、甲子園で沖縄代表校が戦うときは町から人がいなくなるぐらい、自宅でも会社でもみんなテレビにかじりついている。
そして希望。
〇人口あたりの15歳未満の人数、第1位!
2016年の統計で、人口100人あたりの15歳未満の人数は17.23人。2位が滋賀県で14.23人、以下が13人台であることを見てもダントツに多い。将来を背負う人材が多いことは素晴らしい。みんなで頑張って強く明るく育てましょう!
〇高校の女子サッカー部員数、第1位!
2017年の統計で、女子高校生100人あたり3.06人。2位以下は1人台なので、これまたダントツに多い。将来は野球だけでなく、女子サッカーでも盛り上がる沖縄になるかもしれない。
そして、明るい話題と言えば観光業。最近まだまだホテルが建ち続けている沖縄。
〇宿泊施設増減率、第1位!
1996年と2012年との比較で183.53%。2位は長崎で120.81%、以下は100%以下なので減っていることになる。
ちなみに沖縄は、人口あたりのホテル客室数、人口あたりの宿泊者数も第1位である。観光業がますます活況を呈している。
そして、最後に意外なワースト1位を。
〇アイスの消費量、全国で最低。
2016年の統計で、一世帯年間6566円の支出で、47都道府県中一番少ない。こんなに暑いのに。ブルーシールという有名なアイス屋があるのに。
あまりにも暑いので、アイスよりも、冷たい飲み物のほうが好まれるということらしい。
というわけで、今回は沖縄のベストまたはワースト1位を見てみました。


