宜蘭のカフェはオシャレで居心地も良く
こんなところにカフェなんかあるの?という感じの住宅街を歩いていくと、不意にそのカフェがあった。テーブルは4つほど。そのうち1つの大きなテーブルでは、10人ほどの大学生らしき若者たちが楽しそうにしゃべっていた。
カウンターまで行って英語で「あそこのテーブル、座っていい?」と聞くと、その英語を聞いて店員さん、お、外国の人かという感じのリアクション。この辺はあまり外国人が来ないエリアなのかもしれない。
店内の壁にはかわいい絵が描いてあり、置いてある小物類もレトロな感じ。自分たちが座ったテーブルには昔のダイヤル式の黒電話が置いてある。メニューを聞きに来てくれた女性店員は、「Japanese?」と控えめに聞いてきた。そう、日本人と答えると、「食事?それともデザート?」と聞いてくる。「デザートとドリンクかな」と言うと、この紅茶はこんな味、こっちは地元の宜蘭産の茶葉を使っていて、と説明してくれる。サービス精神も英語力もすばらしい。
結局、ヨメさんはこのお店オリジナルのプリンとコーヒー、自分は同じくプリンと、宜蘭産の紅茶にした。出てきたプリンはとてもおいしく、また紅茶はフルーティーな香り!予想以上に寒い台湾の気候で冷えた体を温めることができた。
レジで支払いを済ませると、先ほどの女性店員が「この後、どこかで食事するんですか?」と英語で聞いてくる。「どこかおすすめのお店でもあるの?」と聞いてみると、宜蘭のおすすめのお店をいくつか紹介してくれた。お店も素敵だが、店員さんの対応もとっても素晴らしい。台湾のお店は一見したところ不愛想にしか見えない店員さんが多いが、お店柄?または若い人は?見た目からしてとてもホスピタリティにあふれているのかもしれない。とても気分良くお店を後にした。
せっかくだし教えてもらったお店で晩御飯を、と思ったのだが、今日はヨメさんがどうも胃の調子が良くないらしい。コンビニでおにぎりみたいなのを買えないかな、ということだったので、ここはホテルのある礁渓へと帰って、コンビニに寄って買って帰ろうということになった。
台湾のコンビニにも当然、おにぎりはある。自分はレンジでチンして食べるチャーハンのようなものがあったのでそれと、あとはお腹の具合を考えてヨーグルトを買った。支払いは当然、空港の抽選で当てた悠遊カードだ。
食後は早々に部屋の温泉風呂に入り、寝ることにした。しかし、、ここからヨメさんの体調が悪化してしまうのである。
何かの食事に当たってしまったのか、または想像以上に寒すぎて体にこたえてしまったのか、胃の具合が悪く、気分も悪く、なんだか戻しそうだという。1時間おきにトイレに駆け込む。しかし何も出ない。もちろん眠ることもできない。
そんな彼女の横で自分も眠ることができなかった。苦しい夜を過ごしていると、いつのまにか窓の外が白々と明るくなってきた。もう日が昇ってきたようである。。
次回、「鼎泰豊に行かない選択肢はない」に続く。


