これぞ南国リゾート


次の日はフサキビーチに行ってみることにした。フサキビーチリゾートという、大きなリゾートホテルがある場所だ。宿泊客じゃなくても、ここのビーチやプールを利用してもいいらしい。

そこ行きのバスが離島ターミナル付近のバス停から出るという。
しかし、そのバス停の近くまで来てみたのだが、正確にどのバス停なのかが分からない。近くにそれっぽいのがあるものの、どうも行き先が違うようだ。

あっちのほうか、それともこっちのほうか、なんかあそこにもバス停があるみたいやけどあれか?などとウロウロしているうちに、バスが来る時間になってしまった。1本逃すと次は1時間後!

さあ果たしてどのバス停か?道を曲がったあっちのほうにもありそう。よく分からないが、時間的にはもうイチかバチか、最後にそのバス停に狙いを定めて行ってみた。すると、ちょうどバスが入ってきた!

これなのか?このバスなのか?このバスに乗ったらええんか?どうしよう?と思っていると、ちらっと見えたバスの番号を逃さず捉えたヨメさんが「あ、このバスや!」と叫ぶ。

よかった、無事フサキ行きのバスに乗れました。あー、走り回って大汗かいた。。

30分ほど乗っただろうか、フサキビーチリゾートに無事到着した。

入口ではなく、でっかいホテルの大きな壁のところに降ろされるので、ホテルの建物が全く見えず、入口が右なのか左なのかが分からない。とりあえず右に歩いて行ったのだが、いつまでたっても壁なので、逆に戻ることにした。後から分かるのだが、あと7、8メートルほどそのまま歩いていればちょうどホテル中央の入口だったのだ。そうとは知らず、後からついて歩いてきていた観光客の2人組にも「こっちじゃないかも」と言って逆方向に歩かせてしまいました。どうもすみませんでした。

フサキビーチリゾートホテル&ヴィラズは、南国感満載の大きなホテルだった。敷地も広く、プールの近くにビーチがあり、ビーチバーやらオープンスペースのレストランやら、なかなか極上のスペース。これぞ南国リゾート!

まずは海に入ってみることにした。

9月下旬ということでちょっと冷たいが、とてもキレイで快適。沖縄本島でももちろんいろんなビーチに入っているが、この石垣島のキレイなビーチも最高!そして、ホテルの敷地に戻ってプールにイン!このプールは観光客でいっぱいだった。コロナが収束に近いとみて観光客が夏の終わりに駆け込んだのかもしれない。

一通り堪能した後、着替えてホテル内をウロウロしてみた。まさに南国リゾート。風の抜けるテラス席で石垣牛のハンバーガーなんかを食べたりしてみた。んー、ここ何時間でも居られるなぁ。。

どうやらこの後、オープンスペースのレストランで、沖縄で活躍中のシンガーによるライブがあるらしい。食事しながら楽しめるとのこと。そのレストランに行ってみると、ライブだけ聴きたい方は500円のドリンク付きで、食事なしでの席をご用意できるとのこと。ハンバーガーを食べたところやし、じゃあドリンクでも飲みながらライブを聴くか!と、レストランのスタッフに尋ねてみると、席はもう食事の予約でいっぱい、入れませんと言う。

あらら、そうですか、仕方ないか、と離れようとすると別のスタッフが、「後ろのほうにイスだけご用意しますので、そこで聴いていただくという形なら大丈夫です」と言う。じゃあそれで!とお願いし、テーブルなしのイスだけ、ドリンクの提供もなし。ドリンクなしなので500円を払う必要もなくなり(つまり無料で)ライブを聴けることになった。

ライブが始まると、ちょうど陽も傾いてきた。きれいな夕日をバックにビギンや夏川りみなどの曲を歌う女性シンガー。お名前を見てもよく知らないシンガーでしたが(すみません)、とても素敵な歌声。

自分たちは、持参していたさんぴん茶のペットボトルをぐびぐび飲みながら、歌も景色も堪能。ぜいたくな時間を過ごさせてもらった。

終わった後、スタッフに「ありがとうございました」と声をかけると、「お会計はこちらへどうぞ」と言われ、「いや、あの、そこにイスだけ用意してもらいまして、いや自分たちだけです。あの、ドリンクもなしで」と、無料というのが申し訳なく、なんだかモヤモヤと説明した。そのスタッフも分かったような分からないような感じだったが、なんとなくしれーっと出ていくことにした。無料で堪能させていただきどうもすみませんでした。

泊りもしていないホテルに来て、ビーチに入りプールに入り、ひたすら長時間テラスに入りびたり、最後は無料でライブを聴くという、なんとも大胆な観光客でどうもすみませんでした。。

その後、バスに乗ってホテルへ。
今日もゲンキのさんぴん茶&ミルクティーを飲んで、早々に眠りについた。

次回、「これまたお久しぶりの竹富島」に続く。。
プリンタ出力用画面 友達に伝える
前のページ
やっぱり舞踊ショーはお休みでした
コンテンツのトップ 次のページ
これまたお久しぶりの竹富島