沖縄の気になるチェーン店


今回はファーストフード店やスーパーなど、沖縄にしかないチェーン店を列挙してみる。
各地方には独自のスーパーやコンビニなどがあると思うが、沖縄にも沖縄独自のチェーンがたくさんある。

まずは「A&W」(エー・アンド・ダブリュー)。
沖縄では通称「エンダー」と呼ばれているが、これはハンバーガーのファーストフード店である。
元々はカリフォルニアで創業された、ルートビアを提供するA&Wレストランで、現在はアメリカ、カナダ、インドネシア、沖縄に店舗が展開されているとのこと。
個人的には、全国展開のチェーン店も含め、ファーストフードのハンバーガーとしてはA&Wが一番おいしい!ポテトもおいしい!
ただ、エンダーはルートビアがウリとなっているのだが、これはDr.Pepperのようなドリンクで、湿布のにおいがするので残念ながら自分は飲めない(ハマるとやめられないらしいが。。)。
ハンバーガーやドリンクのサイズもデカく、アメリカンぽい店舗の雰囲気も沖縄を感じさせてくれる。

そして「Jeff」。
これもハンバーガーのファーストフード店だが、「ゴーヤーバーガー」や「ぬーやるバーガー」(ゴーヤー、卵、ポークランチョンミート)など、沖縄の食材を使っているところが魅力。
車に乗ったまま注文でき(ドライブスルーではなく、駐車場に止めて注文する)、持ってきてもらってそのまま車内で食べることができるという、車社会ならではの独自のスタイルもおもしろい。
エンダーのほうがお客さんがいっぱい入っている印象だが、Jeffのほうが沖縄ローカル色が強くておもしろい。

「ブルーシール」
ご存じ、アイスクリームのお店。フレーバーも豊富で30種類以上あり、田芋チーズケーキやサトウキビ、シークヮーサー、塩ちんすこう、紅芋、琉球ロイヤルミルクティーなど、沖縄ならではのアイスもある。
最近はクレープが食べられるブルーシールのお店もできており、外国人、中高生から大人まで、誰もが楽しめるアイスクリーム店となっている。
元々はアメリカ生まれとのことである。

「Jimmy’s」
単に「ジミー」と呼んでいるが、洋菓子のお店である。
店舗によっては「アイランドグリル」というバイキングのレストランが併設されており、ケーキやクッキーだけではなく食事も食べられる。
アメリカから入ってきたわけではなく、純粋に沖縄生まれのチェーン店である。

「リウボウ」
デパート。那覇の久茂地にあるリウボウが沖縄最大のデパートである。その他の地域にはスーパーとして展開されている。
那覇空港にも出店しており、品ぞろえも豊富なので、旅行帰りに空港でお土産を買うならリウボウ空港店が便利である。

「サンエー」
沖縄で展開されているスーパー。那覇と具志川に「メインプレイス」と称して大きめの店舗が建てられており、そこでは全国的に有名な歌手などのライブが催されたりもする。

「かねひで」
これも沖縄で展開されているスーパー。沖縄でアパートを探した時、不動産屋の物件の宣伝によく「かねひでまで10分」などと書いてあったが、最初はなんのことが分からなかった。沖縄のあちこちで見かけるスーパーである。

「ユニオン」
24時間営業のスーパー。サンエーやかねひでに比べて、ディスカントショップのような少し雑然とした雰囲気のお店である。
沖縄で、リウボウ、かねひで、ユニオンを知らない人はいない。

「お菓子御殿」
お菓子、おみやげの店として有名。ここの紅いもタルトは絶品。
以前は読谷本店と恩納店しかなかったが、今では国際通りにもお店ができており、お土産にお菓子を買うならお菓子御殿と言っても過言ではないほど人気がある。
最近では店内で、紅芋タルトの手作り体験もできるようになっている。

「ファーマーズマーケット」
JAおきなわの農作物直売マーケット。
地域でとれたものをそのまま販売しており、とにかく野菜と果物が豊富で安い。夏のマンゴーの時期にはここから全国に配送してもらえる。
旬を味わうならファーマーズマーケットで決まりである。

以上、沖縄でしか展開されていないチェーン店を列挙してみました。
沖縄に来た際にはぜひ行ってみてください。どっぷり沖縄ローカルを楽しめますよ!
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