沖縄の気になる「沖縄あるある」Part 2


今回は「沖縄あるある」の第2弾。
沖縄にはまだまだ独特の「あるある」が存在している。早速行ってみよう!

●卒業式や入学式の時期に桜は咲いていない
沖縄の桜は寒緋桜であり、1月下旬から2月中旬頃に花を咲かせるため、シーズンが合わない。

●野生のマングースをたまに見る
素早く山道や道路を横切るマングースを見ることがある。
実は最近、自分も海辺でササッと走り抜けるマングースを見た。同じ日に2回も!別々のビーチで!

元々、沖縄にはマングースはおらず、ハブ退治用として外部から入れられたものであるが、それほどハブ退治には役立たず、繁殖だけは続けているという。

●おじいやおばあが話し出すと親が通訳に入る
沖縄の方言を理解している若者が少なくなってきており、おじいやおばあが方言を話すと全くわからないので、(方言はしゃべらないものの聞けばわかる)母親や父親が通訳に入る。

これは沖縄だけの問題ではないかもしれない。

●雪に憧れがある
見たことがないため、空から雪が落ちてくるのはどんな感じだろうと考えるとトキメキを感じる。

ちなみに沖縄の小学校では、東北あたりの小学校から雪がプレゼントで届いたなんていうニュースがあったりする。

●台風の日はユニオンに行く
こちらには「ユニオン」というスーパーがあり、台風の日には他のスーパーは閉まるもののユニオンだけは開いているため、県民が押し寄せるらしい。逆にユニオンが閉まると聞くと、「今度の台風はユニオンが閉まるほどひどいらしい」と危機感が募る。ユニオンが台風の規模のバロメーターになっている。

●「ビーチパーリー」と言う
沖縄の人は海に入らないが、ビーチでバーベキューをやるのは大好きである。このことを「ビーチパーティー」というのだが、若い人だけでなくおじいも、英語発音に近い「ビーチパーリー」と発音する。

ちなみに、「分かった?」とか「大丈夫?」の意味で、おじいが「オーケーイ?」と言っているのをよく聞く。決して英語が得意とかしゃべれるとかではないのだが、妙に英語発音が混じってくることがある。

●カチャーシーの手の動きで沖縄の人か県外の人かが分かる
速いテンポの沖縄民謡が鳴り出すと、おじいやおばあが立ち上がって踊りだすのだが、この速弾きの曲で踊るのを「カチャーシー」という。このときの踊りの手の動きが、あきらかに本土の人とは違うのである。本土の人がマネしてもどうしても盆踊りのようになってしまうのだが、沖縄の人の場合、特に踊りをやったことがないという人でもカチャーシーの手はサマになることが多い。そういう血が流れているということか。

●出身地を聞く
これは沖縄の人同士の話だが、初対面の挨拶のあとは必ずどこの出身かを聞く。ここでの出身とは「国」や「県」ではなく、沖縄内の「市」や「町」、またはそれよりも小さい集落のことを言う。相手が同郷だと初対面でもいきなり「旧知の仲」という認識になるらしく、それを探るためにひたすら細かいところまで(出身地が分かれば、小学校や中学校の何期生なのかということまで突き止めるように)根掘り葉掘り聞く。そして、この会話で案外「遠い親戚」であることが分かったりする。

●小中高校の卒業式では、卒業生が首からお菓子のレイ(首飾り)をかけられる
在校生は、卒業式用にスーパーでうまい棒などを買い占め、これでレイを作り、お祝いとして卒業生たちの首にかけ、そして卒業生はレイをかけられたまま家に帰る。途中、バスに乗ってもコンビニなんかに寄ってもそのままなので、誰がどう見ても今日卒業した卒業生であることが分かってしまう。

●ゴーヤーを嫌いな人がいる
当たり前だが、沖縄の人全員がゴーヤーを食べられるわけではない。
ちなみに、本土では「ゴーヤ」と書いて売っている店があるが、沖縄で正しくは「ゴーヤー」と発音・表記する。

まだまだ他にも「あるある」は存在しているが、またそのうち。
以上、「沖縄あるある Part 2」でした。
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