沖縄の気になる「沖縄あるある」Part 4


「沖縄あるある」もついに4回目となりました。早速行ってみよう!

●梅雨入りが早い
ゴールデンウィークが明けるともう梅雨である。ちなみに梅雨入りが早いということは梅雨明けも早く、ようやく本州が梅雨に入った6月半ば頃には明け、暑くて長い夏がやってくる。

●日の出が遅い
沖縄は日本の最西端にあるため、他の地域に比べて日の出が遅い。ということは、日の入りも遅くなるため、夏至のころは夜7時半を過ぎてもまだ明るかったりする。

●沖縄独特の語呂合わせの日が多い
さんごの日(3月5日)、ゴーヤーの日(5月8日)、黒糖の日(5月10日)、パインの日(8月1日)、パパイヤの日(8月8日)、古酒の日(9月4日)など、沖縄に特有の語呂合わせの日がたくさんあり、その各日には夕方のニュースで販売促進やアピールイベントなどのニュースをよくやっている。

●温かいまま豆腐が売られている
食品衛生法上、豆腐は水にさらして販売されることが義務付けられている。沖縄では元々、豆腐を温かいまま売るのが当たり前だったが、本土復帰後はそれができなくなっていた。しかしそれに納得のいかない製造組合と消費者が国に陳情した結果、特例として認められることになった。そのため、温かいまま豆腐が売られているのは日本でも沖縄だけとなっている。

●泡盛とコーヒーを混ぜた飲み物がある
泡盛をブラックコーヒーで割ったもので、コンビニなどで買える。一般的にはアルコール度数12度だが、泡盛コーヒースピリッツという度数30度のものも売っている。個人的にはコーヒーを飲まないこともあり、あまり好きな味ではないが。。

●ぜんざいは冷たい食べ物
沖縄のぜんざいは、氷を乗せた夏の定番スイーツである。

●背中に文字や文章が書かれたTシャツを着ている人をよく見かける
「海人」や「なんくるないさ〜」などが書かれているTシャツだけでなく、何かのイベントなどで作られたと思われるTシャツ(「第〇回尚巴志マラソン」とか「〇〇年与那原大綱曳まつり」と書かれている)、中学生がクラブ活動用に作ったと思われるTシャツ(「努力に勝る才能は無し」とか「継続は力なり」などと書かれている)を着ている人をたくさん見かける。中学生のクラブ活動の子たちはクラブ活動の行き帰りに来ているのかもしれないが、大人の場合はオシャレを意識したり、周りの笑いを取ろうとしているわけではなく、ただ持っているTシャツを普通に着ているだけだと思われる。

●ヤモリ対策済みのエアコンがある
室外機に対策が施してある。ヤモリは暖かいところを好むため、室外機が絶好の住処となるらしく、その基板に侵入する。ヤモリは驚くと水を放出し、その水で感電を引き起こすことがあるため、ヤモリが入ってこないように端子台部分にカバーをするのである。ちなみに、他の地域ではどうか知らないが、沖縄ではヤモリは殺してはいけないと考えられている。

●模合(もあい)という習慣がある
元々は、友人などのグループで定期的に集まって、その都度全員がお金を出し合い、それを1人が順番に(あるいはその時にお金が必要な人が)もらっていくという金銭的相互扶助の集まりだが、現在はもちろんその側面もありつつも、地元の同い年の人たちが月に一度集まって飲み会やレクリエーション(バーベキューなど)を楽しむという感じになっている。
地域行事や一族の法事が重要視されている沖縄では、「模合に行く」というと、赤ちゃんがいる主婦も、おばあちゃんや旦那に預けて堂々と外出できる。現在でも会社によっては、「今日は模合なので」と言うと早退できるところもあるらしい。おそるべき模合パワーである。

●時間にルーズ
「8時に〇〇に集合」と言うと、〇〇に8時に来るのではなく、8時頃に家を出る、または8時頃から家を出る準備を始めるらしい。模合の集合時間も「8時か9時くらいから」みたいなアバウトな時間設定で集まったりする。ただし、沖縄の人の名誉のために付け加えるが、ルーズなのはプライベートの約束であり、通常、仕事に関してはルーズではない。特にこちらが県外の人間であることが分かると、なおさら集合時間に遅れないように早めに来てくれていたりする。

まだまだ存在する「沖縄あるある」。また近いうちに掲載しましょう。
以上、「沖縄あるある」Part 4でした。
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