完成!


そして写真集が予定通りの期日に完成!
何冊作成するかについては最後まで悩みに悩んだのだが、1,000冊販売するのは無理、でも300冊ぐらいなら売れそう(自費出版で300冊も売れればスゴイらしい)、というわけで、ちょっと無理して売らなくてはならない500冊に設定した。もちろん、多めの部数にすれば1冊あたりのコストは低くなり、少なくすれば1冊あたりのコストは高くなるので、ここらへんは判断するのが難しいところ。自分は「絶対に売れる!」と思って作っているわけだから、どうしても大きく出てしまいがちかもしれない。

まずは100冊こちらに送ってもらったのだが、確認してみると、すべてではないが一部の写真集のカバーに小さなシミみたいなのがあった。おそらく印刷のインクではないかと思われる。写真内の人物ではなく背景部分であれば気にならなかったかもしれないが、ちょうど人物の顔の部分についていたので、出版社に連絡したところ、「カバーをすべて印刷し直します!(汗)」とのこと。そのため、送ってもらった100冊をそのまま返送し、新たに印刷したカバーをかけてもらって再度送ってもらった。余裕を持った期日にしていたため実際の発売日には間に合うので、こちらとしては全く問題はなかった。

この100冊は自分の手売り用であり、あとの400冊は書店に配本してもらうという契約にしていた。この配本にはもちろん手数料がかかるが、最初の見積りに含まれているので追加料金が発生することはなかった。配本は、出版社から取次会社を経て各書店へと行われる。

そして、まずはAmazonなどのネットショップでの販売が開始された!その後、ジュンク堂などの書店にも並べられ始めた。知り合いなどから「購入したよ!」と連絡が入るようになり、Amazonでの最初の販売状況も上々。

しかし、琉球舞踊の写真集なので、やはり沖縄で広く展開したい。出版社から取次会社を経ての沖縄での配本は書店1店舗に限られており(のちにもう1店舗でも配本されるようになったが)、実際に手に取って見てもらうのは那覇市のその1書店のみという状態だった。

そこで、沖縄の書店でもう少し広く展開するにはどうすればいいかを考え始めた。
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沖縄県内での配本