まだ見たことはないがシルベスター・スタローンが出演したどうしようもない駄作映画No.1


前回は『ロッキー・ザ・ファイナル』の名ゼリフを紹介した。その流れというわけではないが、今回は、「まだ見たことはないが、シルベスター・スタローンが出演したどうしようもない駄作映画」No.1をご紹介しようと思う。

私はスタローンが大好きである。前回で分かって頂けたかもしれないが、特にロッキーやランボーシリーズはすこぶる大好きである。もちろん彼はそれ以外にもさまざまな映画に出演しているのだが、なかなか興行的にも内容的にもパッとした映画はない。彼の出演した映画はほとんど見ているが、まだ見ていない、もしくは恐れ多くて見られない映画もたくさんある。今日はそんな「うわさだけで見ていない」駄作を紹介してみたい。ちなみに今日紹介する3本は、映画史に残る駄作といわれているものばかりである。あぁ、見る気がしない。見たいとも思わない。でも見てみたい!

さぁ、それでは今回も、誰もワクワクしないランキング形式で発表していこう。

まずは第3位!『クラブ・ラインストーン 今夜は最高!』(1985年公開)。
タイトルからしてもうムリでしょう。どうしようもない感がビシバシ伝わってくる。
なぜ見たことがないのか? レンタルビデオ屋に置いてあった試しがないから。
置いてあっても誰も借りないのではないか。なぜなら、あらすじを見てもう一発でダメだからだ。
あらすじ:スタローン演じる歌手が、スターダムへとのし上がっていく。
・・・ムリ。

第2位! 『スパイキッズ 3-D:ゲームオーバー』(2003年公開)
まずこのタイトルとスタローンが合わない。そして紹介文の一節を見て驚いた。
「初の悪役に挑むシルベスター・スタローン」。
・・・ムリ。

さて1位を発表する前に、見てしまったスタローン映画の中で最も駄作だった第1位を紹介しよう。
それはこちら!『刑事ジョー ママにお手上げ』(1992年公開)
タイトルどおり、もうお手上げです。ストーリーをものすごくかいつまんで言えば、マザコンの刑事が母親に振り回されるお話。スタローンのオムツ姿のシーンもある。意欲的!
コメディに転向したいと頑張ったその気持ちは買うが、それ以上は何も言えない。

さぁ、それでは栄えある第1位にまいりましょう!
「まだ見たことはないが、間違いなくシルベスター・スタローンのどうしようもない駄作映画」第1位!
『アラン・スミシー・フィルム』(1997年公開)
スタローンにウーピー・ゴールドバーグ、ジャッキー・チェンなど、金のかかる豪華共演陣ばかりが出演したにもかかわらず、大コケにコケたらしい。一説によると、制作費1千万ドルに対し、興行収入が4万6千ドル弱。あの史上最低映画を決めるラズベリー賞でも5部門受賞。翌年には、90年代最低作品賞をも受賞したというスグレモノだ。

「アラン・スミシー」とは、全米監督組合で認められた唯一の架空名義だそうである。つまり、ある監督が駄作を作ってしまった、これを自分の名前で世に出せば自分の監督としての名誉が傷ついてしまう、そんな時に監督を「アラン・スミシー」という名義にできる、ということらしい。ところが、もしそんな映画を撮ってしまった監督の本名が、ズバリ「アラン・スミシー」だったらどうするの? という、まぁ端的に言えばそんな話らしい。
着眼点は面白そうなのになぁ・・・。
おそらくスタローンの出演時間は短く、ストーリーの根幹には関わっていないとは思われるが、ネット上やその他、入手できる情報ではすべて最低点が付けられている映画である。

あぁ、見る気がしない。見たいとも思わない。でも見てみたい!
以上、そんなスタローン出演映画No.1でした。
プリンタ出力用画面
友達に伝える

前のページ
『ロッキー・ザ・ファイナル』の名ゼリフNo.1
コンテンツのトップ 次のページ
あまり知られていないがとってもすばらしい水谷豊出演作品No.1